ものづくりのこだわり。

 



たとえば弊社で最もアイテム数が多い、「八寸なごや帯」。

”一重の生地で芯がいらず締め心地が良い”そんな博多織ならではの良さを表現するには
最適の帯で、これから着物を着てみたいという方にもまずおすすめしたいアイテムです。

そのため弊社では”扱いやすさ”という事にも留意して製造しています。


その一つは緯糸(ヨコイト)の糸渡り。
絵緯(エヌキ)と呼ばれるタイプの織り方は裏生地の全幅(もしくは部分的)に
糸が渡っていることが多いのですが黒木織物では着用いただく際の爪などへの
ひっかかりを極力さけるべく、織り組織を工夫し裏に出る糸を抑えています。



表の柄はボリューム感を大事に。
姿勢や光の加減で陰影がつき表情を生むのは織物ならでは。




表地に対しての真裏部分。通常であればここに柄糸が浮いている事が
多いのですが、きっちりと処理して扱いやすくしています。
(*製織の都合上、一部の商品を除く)







たとえばもう一つのこだわり、「素材」。


博多織は一般的に細い経糸(タテイト)を緻密に使い、経糸に対し太い緯糸(ヨコイト)を
強く打ちこむことで張りのあるしっかりとした生地風を作ることで知られています。
黒木織物で作られる商品もこれらの古来の技法に習いながらも現代に昇華し、
経糸の使い方に工夫を凝らした織物を生み出していきたいと思っています。




*昨今では「のり付け」と呼ばれる加工を染色の段階で施し、固く変化させた緯糸を多用して
地風を作るようなものも見受けられますが、それでは長くお使いいただけず絹糸の持つ本来の
良さも損なわれてしまいます。


黒木織物では ”お客様が人生で最初に手にする帯が弊社の商品だったら” を
常に念頭において商品づくりをしています。

About the owner

株式会社 黒木織物

商品には博多織工業組合発行の証紙を貼付しております。織元名(製造元名)をお確かめいただき類似品にご注意ください。 www.hakata-origin.com

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